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今回は、俳優の近藤正臣さんについてご紹介します。
悪役から味わい深い役まで非常に演技の幅が広い近藤正臣さんの妻は幼馴染で１歳年下であることが判明しました。馴れ初めは下積み時代にまで遡るのですが、娘さんが１人で息子さんはいないようです。40代になってからは岐阜県に移住し田舎暮らしをしている近藤正臣さんの現在の様子について詳しく調べてみました。
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近藤正臣の妻は幼馴染で１歳年下の一般人
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近藤正臣さんは1966年（24歳のとき）に、小学校から高校まで同じ学校に通っていた１歳年下の幼馴染の一般人女性と結婚しました。
近藤正臣さんは京都府京都市東山区で生まれで、京都府立洛東高等学校に通っていました。
奥さんも同じく洛東高等学校に通っていたのですが、卒業後は洛東高等学校で体育教師をしていました。
近藤正臣さんは、洛東高等学校を卒業した後、母親が河原町三条で営んでいた小料理屋の跡を継ぐために、大阪の吉兆で板前修行をしていました。
しかし、日本料理界の伝統的な厳しさに嫌気がさして、入店後３か月で吉兆を辞めてアングラ劇団である『ドラマ工房』を立ち上げて活動を開始しました。
その後は京都の松竹でエキストラのアルバイトをしたり、たまに東京で撮影がある程度の仕事内容だったため、俳優としての下積み真っ只中の状態でした。
馴れ初め
俳優としての仕事が軌道に乗らない折に、予てから連絡を取り合っていた幼馴染である奥さんと意気投合し交際がスタートしました。
ずっと幼馴染だった奥さんとの交際がスタートしたきっかけは明らかにされていませんが、日本料理店での厳しい修行の後、劇団を立ち上げたもののパッとせず、この先の人生について相談しているうちに交際関係に発展したものと思われます。
そしてその後、交際がスタートしてから数年後の1966年に結婚しました。近藤正臣さんは24歳、奥さんは23歳という若さでの結婚でした。
当時は今のように晩婚化が進んでいませんでしたので、近藤正臣さんが若くして結婚したというイメージはあまりないのですが、1966年の初婚年齢の平均は、男性が27.3歳、女性が24.5歳でしたので、若くして結婚した部類に属すると言えるかもしれません。
結婚式
近藤正臣さんと奥さんが結婚した1966年の日本は、恋愛結婚の数がお見合い結婚の数を上回り、結婚する人の数も増えていた時期でした。
宮崎県が大人気の新婚旅行先となるなど、結婚ブーム真っ只中だった時期なのですが、近藤正臣さんはその当時、俳優としての活動ペースは低調で鳴かず飛ばずの状態でしたので、経済的にも精神的にも結婚式を挙げる余裕がなかった時期でした。
ですので、近藤正臣さんと奥さんは大々的な結婚式は行わず、親族と旧知の友人のみを招いた食事会兼結婚報告会を開催した程度だったようです。
2023年に死去
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近藤正臣さんと奥さんは1966年に結婚して以降、非常に長い期間にわたり夫婦生活を共にしてきましたが、2023年に奥さんが病死され、現在は一人暮らしをしています。
奥さんがどのような病気で亡くなられたのかまでは明らかにされていませんが、奥さんと共に過ごして57年という月日は途方もなく長く、その間に一緒に訪れた場所や一緒に食べた物、苦労を共にしたことなど、色々なことが詰まっていた結婚生活だったため、奥さんがお亡くなりになったときの喪失感や虚無感は相当なものだったと思われます。
奥さんがご存命だった頃、近藤正臣さんはテレビ番組やインタビューの場で、奥さんとの結婚生活について、
我慢するのは悪いことではない
お互いに潔く諦めるときも必要
などと語っていましたので、決して順調で順風満帆な日々ばかりではなかったようですが、それでも奥さんと過ごした日常はどれもこれもかけがえのないものだったようです。
近藤正臣と妻には娘が１人で息子はいない
近藤正臣さんを検索すると、「息子」というキーワードとともに検索された形跡が残っているのですが、実際には近藤正臣さんに息子さんはおらず、娘さん１人だけです。
息子さんがいないにも関わらず息子さんがいるとの噂が出回った根拠について詳しく調べてみると、意外な人物が浮かび上がってきました。
まずは、娘さんが元タレントであるという件についてまとめてみました。
娘は元タレントの川口ひみこ
近藤正臣さんの娘さんは川口ひみこさんという方で、元々はタレントをしていました。
1987年10月から1988年３月までフジテレビ系で放送された討論バラエティ番組である『七人のHOTめだま』では親子で司会を務めていたのですが、その後は主な露出はなく、短期間で芸能界を引退しました。
現在は一般人となっていますのでその詳細は不明なのですが、結婚していてお子さんがいるようですので、近藤正臣さんにはお孫さんがいることになります。
息子は玉木宏説はデマ
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近藤正臣さんには娘さんしかいないにも関わらず息子というキーワードが出てきたのかを調べてみると、そこにはかつて近藤正臣さんが出演したドラマが関係していることがわかりました。
そのドラマというのは、2015年にNHKで放送された朝の連続テレビ小説『あさが来た』で、息子を持つ父親役を演じたことが原因でした。
近藤正臣さん演じる白岡正吉の息子である白岡新次郎役を演じたのが俳優の玉木宏さんでした。
玉木宏さんは後に波瑠さん演じ主人公の今井あさと結婚しています。
主人公の義理の父親役を好演したことで、役の印象が強く残ったため、近藤正臣さんには息子がいるという噂が出回ったものと考えられます。
近藤正臣と妻は40代を機に岐阜県に移住した
40歳代の頃に、ドラマの撮影で岐阜県郡上市八幡町にある郡上八幡を訪れたときに、橋の上から見た川の美しさに感動して以降郡上八幡に魅了され、それ以来何度も訪れるようになりました。
特に郡上八幡での釣りは格別で、アナゴや鮎、上流に行けばイワナを釣ることもできるため、移住に対してあまり積極的ではなかった奥さんに対しては、少々不便にはなるけれども、自然の恵みは大都会にいたのでは味わうことができないと説得し続けました。
何度も訪れるうちに郡上八幡の魅力に吸い込まれていき、気がつけば１年のうち４か月を郡上八幡で暮らすようになり、最終的には2017年に郡上八幡に移住しました。
移住してすぐに現地の人たちと仲良くなり、自然保護の活動に積極的に参加したり、『郡上八幡上方落語の会』の案内人を務めるなど、郡上八幡のために尽力してきました。
近藤芳正さんは子供の頃から自宅近所を流れる鴨川で水遊びをして育ってきましたので、川が身近にある生活がしっくりくるようです。
釣りを本格的に始めたのも、郡上八幡で出会った数々の釣り名人の技術だけではなく人間性に惚れ込んだからでした。
奥さんを亡くし、一人暮らしをしている近藤正臣さんではありますが、郡上八幡の優しい人たちと大自然に囲まれて生活していますので、孤独感を感じることはないようです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。