今回は、フリーアナウンサーの田丸美寿々さんについてご紹介します。
女性報道キャスターの草分け的存在として男社会であった報道現場に風穴を空けた田丸美寿々さんですが、プライベートでは夫美里泰伸を略奪婚し一方的に離婚した過去があることが分かりました。現在は事実上の引退状態にあるとのことですが、その詳細に迫ってみたいと思います。
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田丸美寿々は夫美里泰伸を略奪婚し一方的に離婚した
男社会だった報道現場で、女性がキャスターとして第一線で活躍するという画期的なきっかけを作った田丸美寿々さん。仕事ができることは言うまでもありませんが、報道人としての力量だけではなく、その容姿にも注目が集まっていました。
田丸美寿々さんがテレビに出始めた頃には、報道現場にいる関係者の大半が男性だったため、容姿端麗で才色兼備の田丸美寿々さんはさぞかしモテたことでしょう。
数えきれない男性が田丸美寿々さんに言い寄ってきた可能性が高い中において、田丸美寿々さんが最終的に結婚相手として選んだのは、ジャーナリストの美里泰伸さんでした。
出典：ameblo.jp
美里泰伸さんは長崎県佐世保市出身で、1946年11月６日生まれです。田丸美寿々さんは1952年７月１日生まれですので、田丸美寿々さんよりも６歳年上です。
中央大学法学部法律学科在学中に学生運動に専心したことがきっかけとなり、安保・沖縄闘争後の1970年（昭和45年）５月に通信社であるジャパンプレスに入社しました。入社後３カ月程度は中央大学に籍を置いていたのですが、1970年８月に大学を退学しました。
その後、1972年（昭和47年）６月には、約２年在籍したジャパンプレス社を退社し、それ以降はフリーランスのジャーナリストとして活動を開始しました。
田丸美寿々さんと美里泰伸さんが交際していることが報道されたのは、美里泰伸さんがフリーのジャーナリストとして活動を開始してからちょうど10年の月日が経過した頃のことでした。
当時の田丸美寿々さんは30歳、美里泰伸さんは36歳で、驚くことに美里泰伸さんには妻子がいたのです。
美里泰伸さんに妻子がいることを承知の上で田丸美寿々さんは交際を続け、交際開始から１年が経過した1983年２月に結婚しました。
このとき世間では、大人気の女性アナウンサー（まだこの当時はフジテレビに在籍していました）が略奪婚をしたということで連日連夜マスコミがそのことを報道し続け、不倫の末の略奪婚に対して厳しい声も飛び交っていました。
とある報道によると、この時、すでに前の奥さんのお腹の中には赤ちゃんがいたそうで、ただの略奪婚ではないことに対してより一層厳しいコメントが飛び交っていました。
この報道によって大幅なイメージダウンを余儀なくされた田丸美寿々さんは、1983年にフジテレビを退社しました。
不倫の末に略奪婚をし、フジテレビを退社してまで一緒になった２人ではありましたが、結婚生活はそれほど長くは続かず、結婚してから８年後の1991年に離婚してしまいました。
離婚を切り出したのは田丸美寿々さんの方で、かなり一方的に離婚を成立させてしまいました。1990年９月に一緒に暮らしいていた家を出た田丸美寿々さんは、1990年10月に弁護士を通じて離婚を切り出し、その２カ月後の1990年12月に、お互いに一切の金銭に関する要求をしないということを条件として離婚が成立しました。
田丸美寿々と夫美里泰伸の馴れ初めは取材現場
田丸美寿々さんと美里泰伸さんが出会ったのは取材現場でした。
田丸美寿々さんは1982年２月に発生した日航機事故の取材の際に、機長に事故発生当時の心境を聞こうと、警察が張っていた立入禁止の規制線を越えて病院から出てきた機長に突撃取材を敢行したことがありました。
警察は、田丸美寿々さんが取った想定外の行動に怒りをあらわにし、フジテレビに対して警視庁記者クラブへの出入りを５日間禁止する処分を下しました。
そしてちょうどそのとき、フリージャーナリストとして日航機事故の取材をしていたのが美里泰伸さんでした。田丸美寿々さんの想定外の行動を踏まえた積極的な取材姿勢を気に入り、美里泰伸さんが田丸美寿々さんを食事に誘いました。
お互いの仕事のことを話していくうちに尊敬できる部分や共通項があることが分かり、次第次第に尊敬から恋心に移り変わっていき、交際に発展しました。
田丸美寿々と夫美里泰伸の離婚理由は不倫
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田丸美寿々さんと美里泰伸さんの結婚生活は８年足らずと短いものでしたが、離婚理由は田丸美寿々さんの不倫でした。
結婚をした当初は、世間から不倫の末の略奪婚で、しかも相手の奥さんが赤ちゃんを身ごもっていたことから、かなりの批判とバッシングを受ける事態にまでなりました。
略奪婚であることを問われた田丸美寿々さんは、奪ったのではなく奥さんから譲ってもらったと語っていました。
略奪までして結婚した田丸美寿々さんでしたが、離婚の原因をレポーターから聞かれた際には、離婚原因は私のわがままで、仕事を優先し過ぎましたことだと反省の弁を述べていました。
ただ、離婚理由に関して深堀り質問された際には、（これ以上は）勘弁して下さい言葉を濁しました。それもそのはずで、どうやら田丸美寿々さんの男性問題が離婚の原因だったということが判明しました。
田丸美寿々が夫美里泰伸を略奪までしたにもかかわらず一方的に離婚した理由がヤバい
離婚を切り出したのは田丸美寿々さんでした。1990年９月23日に家を出て、10月には弁護士を通じて離婚を切り出しました。
この直前に、田丸美寿々さんと美里泰伸さんは２人で共同出資会社を設立していたのですが、その会社の代表職については、一方的に辞任する旨の内容証明郵便を美里泰伸さんに送りつけてきました。
この件ついては、銀行での様々な手続きをする関係で裁判をしなければならない旨を伝えたところ、田丸美寿々さんが折れて裁判をすることになりました。
その後、12月12日にお互いに金銭面での要求をしない事を条件として離婚が成立しました。
一般的には、離婚の話が出始めてから離婚が成立するまでには結構な時間を要することが多いですが、田丸美寿々さんと美里泰伸さんの場合はかなりのスピード離婚でした。
まさに青天の霹靂だった美里泰伸さんはマスコミの取材に対して、離婚は田丸美寿々さんからの一方的なものだと憤慨していました。
この当時の田丸美寿々さんの年齢は38歳、美里泰伸さんの年齢は44歳でした。
田丸美寿々は現在は事実上の引退状態にある
田丸美寿々さんは離婚して以後も報道キャスターとしてテレビに出演し、不定期にコメンテーターとして選挙報道特番等のテレビ番組にも出演していました。
最後のレギュラー番組はTBS系で放送されていた『報道特集』でした。2010年９月末で降板し、母親の介護に専念し始めたため、事実上のテレビキャスター引退状態になりました。
元々第一線で活躍していた人の中には、これまでの経験をもとに講演活動を行ったり、後進の指導に従事する人もいますが、田丸美寿々さんの場合はそういった活動は一切行っていないようで、公に発表はしていないものの、完全に報道の仕事を引退したと言って間違いないと思われます。
田丸美寿々と夫には子供がいなかった
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もともとは不倫からスタートして美里泰伸さんと結婚した田丸美寿々さんでしたが、結婚生活は約８年弱と比較的短い期間で終止符が打たれました。その間に２人の間でどのような話し合いが行われたのかは当人のみぞ知ることですが、子供がいないことは間違いありません。
結婚する前も結婚した後も、常に報道の第一線で活躍し続けていましたので、子供よりも仕事を優先させたいとの考えがあったのでしょう。
そしてここからはあくまで私見ですが、美里泰伸さんの前妻にはお子さんがいたため、前妻に対する配慮の気持ちも少なからずあったのではないでしょうか。
再婚した当時、略奪婚をしたのではないかと揶揄された際にも、略奪したのではなく（前妻から）譲ってもらったと発言していたことからも、前妻に対する感謝の気持ちもあったと考えられます。
田丸美寿々が今後報道現場に復帰する可能性
これまでにお伝えした通り、田丸美寿々さんは2010年９月に『報道特集』を降板して以降、表舞台には一切姿を現していません。
当然テレビ局側からのオファーは来ているはずですが、それでも一切姿を見せていないことから考えると、田丸美寿々さん本人の中で、報道現場に復帰する意思がないと言えそうです。
ご自身の考えをズバッと伝えたり、相手がどんな大物であろうが本音に切り込もうとする姿勢や真実を追求したいというスタンスは、現在のような多様性を許容する世の中においては受け入れ難いのかもしれません。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。