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今回は、ファッションデザイナーのコシノミチコさんについてご紹介します。
コシノミチコさんには結婚歴が２回あります。最初の旦那さんは大資産家の一族で、２人目の旦那さんはイギリス人のミュージシャンです。現在は未婚で子供はいないのですがリア充な暮らしをされています。パートナーや子供がいなくても心豊かに生きていく秘訣を探ってみました。
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コシノミチコには結婚歴が２回ある
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コシノミチコさんは、学生時代にテニス一筋の情熱を注ぎ、高校では全国大会で優勝を果たしました。
さらに神戸松蔭女子学院短期大学に進学した後は、テニスの選手としても全国大会を制するほどの腕前を誇っていました。
しかし、テニス選手として生きていくのではなく、母・小篠綾子さんや姉たち（コシノヒロコさん、コシノジュンコさん）と同様にデザイナーとしての道を歩み始めます。
そんなコシノミチコさんですが、プライベートではこれまでに2度の結婚と離婚を経験しています。
彼女の2人の姉も同様に2回の結婚をしているもの、ミチコさんだけが2度の離婚を経験して、現在は独身として人生を楽しんでいます。
彼女の生き方は、パートナーの立場に寄り添い、自分らしく充実した生活を築くことができることを示しており、多くの人々にとって大きなインスピレーションとなっています。
最初の旦那は大資産家の一族
コシノミチコさんの最初の結婚は、神戸松蔭女子学院短期大学を卒業してすぐ、母親・小篠綾さんのお店で働き始めた頃でした。
結婚相手は大阪府立和泉高校の同級生で、朝日新聞社に勤務する方でした。元旦那さんは、岸和田の名家である元寺田財閥の一族でもあり、南海電鉄の社長を務めていた寺田甚吉氏の甥という由緒ある家柄の出自をお持ちの方でした。
当時、寺田甚吉氏が経営していた岸和田紡績（現在のユニチカ）は繁栄の絶頂期にあり、母親の綾子さんもこの会社をはじめとする紡績業界と深い取引関係にありました。
寺田甚吉氏が綾子さんにゴルフを勧めたことがきっかけで、家族間の交流も続いていたのです。
馴れ初め
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コシノミチコさんと最初の旦那さんの出会いは、大阪府立和泉高校時代にまで遡ります。
もしかしたら、二人は同じテニス部で汗を流しながら、共に青春を過ごしたのかもしれません。やがてお互いへの想いが変わり、情熱へと発展しました。
学生時代のささやかな出会いが、結婚という人生の大きなイベントにまで発展しました。
結婚を決めたポイント
彼らは高校時代からの長い付き合いがあり、その間にお互いの公私の面を深く理解し合う関係を築いてきました。
実際に同棲していたわけではありませんが、お互いの存在に心地よさを感じており、それが結婚を決意する大きな要因となったと考えられます。
結婚式
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結婚当初、両者ともに忙しい仕事を抱えていたため、十分な準備ができないまま結婚式を挙げた可能性があります。
しかし、旦那さんが資産家の出自であることから、結婚式は身内や仕事関係者を招待して、大規模に執り行われたと考えられます。
それにもかかわらず、結婚生活は長続きせず、二人は離婚に至りました。
離婚理由
離婚の理由については公にされていませんが、コシノミチコさんは短大卒業後に母親・綾子さんのお店を手伝い始めたタイミングで結婚しました。
新聞社で忙しく働いていた夫と、母親のサポートをしていたコシノミチコさんとの間には、生活のすれ違いがあったかもしれません。
この結婚とその終結は、コシノミチコさんにとって大きな影響を及ぼし、彼女の人生観やキャリアに深く関わる出来事でした。
また、コシノミチコさんが渡英を決意した背景には「他人をサポートするだけではなく、自分自身の道を切り開きたい」という思いがあったとされています。
家庭で夫を支えるよりも、より大きな舞台で自分を表現したいという願望があった可能性も考えられます。
２人目の旦那はイギリス人のミュージシャン
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1973年（昭和48年）、コシノミチコさんはファッションを学ぶためにロンドンへ渡りました。最初の離婚後、彼女は単身でロンドンに移り住む決断をしました。
ロンドンを選んだ理由には特別な事情はなく、ニューヨークやパリでは二人の姉のコネクションが影響して自由な活動が難しいと考えたためです。
ロンドンでの生活の中で、コシノミチコさんは運命的にピーター・シャドウさんと出会います。
ピーター・シャドウさんはイギリス人のミュージシャンで、彼との出会いが彼女の人生に新たな展開をもたらしました。
馴れ初め
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コシノミチコさんがロンドンで働いていた際、イギリス人ミュージシャンのピーター・シャドウさんと出会いました。
二人の出会いは偶然の産物でしたが、仕事を通じて知り合い交際へと発展しました。その後、結婚に至ることとなりました。
結婚を決めたポイント
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ミチココシノさんはピーター・シャドウさんと出会い、彼の真摯に音楽に取り組む姿勢と温かさに心を惹かれました。
一方で、ピーター・シャドウさんもミチコ・コシノさんの明るくエネルギッシュな性格に強く魅了され、二人はすぐにお互いを理解し合い、深い絆を築きました。そしてその絆が実り、結婚へと進展しました。
結婚式
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ミチココシノさんとピーター・シャドウさんの結婚式は、イギリスで行われたと推測されています。
しかし当時、日本のメディアが海外にまで赴いて結婚式の様子を取材するという習慣がまだ根付いていなかったため、挙式や披露宴の詳細についてはあまり知られていません。
離婚理由
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コシノミチコさんとピーター・シャドウさんの離婚の背景には、デザイナーとミュージシャンというそれぞれの立場から、互いを支え合うことが難しかった可能性があります。
当時は「専業主夫」という概念もあまり一般的でなく、二人の生活は徐々にすれ違いを生んでしまい、結果的に別々の道を歩むことになったのかもしれません。
しかし、ミチコさんはその後、ロンドンでの経験を糧に1986年に「MICHIKO LONDON KOSHINO」というブランドを立ち上げました。このブランドは日本をはじめアジア各国にも進出し、最終的に世界的に成功を収めるファッションブランドへと成長しました。
コシノミチコと旦那の間には子供はいない
コシノミチコさんは、これまでに2度の結婚を経験していますが、どちらの夫との間にも子供はいませんでした。
彼女は自らのキャリアに集中することを選び、家庭よりもデザインの道を優先する人生を歩んできたのです。
コシノミチコのように旦那子供なしでも充実した生活を送るポイント
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ミチコ・コシノさんは、自身の人生とキャリアを通じて、自分や他者に対する深い理解を得ながら、自己成長の力を見出してきました。彼女はキャリアに専念し、世界的な成功を収めています。
幼少期には、2人の姉と比べて格下に見られることが多く、母親の綾子さんや姉たちの手伝いが主な役割となっていました。しかし、ある時「このままでは一生、人の手伝いで終わってしまう！」と気づき、人生の大きな転機を迎えます。姉たちの成功に触発されたミチコさんは、デザイナーになることを決意し、1973年にイギリスへ渡りました。
ロンドンを選んだのは、既に姉たちが活躍していたパリやイタリア、ニューヨークを避け、自分自身の道を切り開くためです。姉に頼ることなく、独自のスタイルで勝負するというその決意こそ、後に世界的デザイナーとなる彼女の強さを象徴しています。
渡英からわずか1年後、ミチコさんは独立し、ロンドンのストリートファッションをコンセプトにした「MICHIKO LONDON」を立ち上げました。このブランドは、子供から大人までカジュアルに着こなせるデザインで人気を博し、徐々に規模を拡大しました。そのコレクションは80年代のストリートカルチャーの象徴として、英国王立ヴィクトリア＆アルバート博物館に収蔵されています。また、彼女は日本人で初めて英国ファッション協会（BFC）の正式会員にもなりました。
コシノミチコさんの底知れぬバイタリティには感服します。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。