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今回は、アナウンサーの春日由実さんについてご紹介します。
フジテレビの正統派アナウンサーとして名を馳せた春日由実さんの夫はフジテレビ幹部の関谷正征さんです。年上エリート旦那との馴れ初めや、子供は不妊治療の末授かった説の真相について詳しく調べてみました。
春日由実の夫はフジテレビ幹部の関谷正征
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春日由実さんは、2002年12月25日に、フジテレビ社員でドラマ制作センターのプロデューサーである関谷正征さんと結婚しました。結婚した当時の春日由実さんの年齢は28歳で、関谷正征さんの年齢は35歳でした。
詳しい馴れ初めは明らかにされていませんが、春日由実さんはアナウンス室所属で、関谷正征さんはドラマ制作の現場に所属していましたし、関谷正征さんは春日由実さんよりも7歳年上ですので、知人の紹介で知り合った可能性が高いです。社内での飲み会(合コン)で知り合ったのでしょうか。
ちなみに、現在関谷正征さんはFCC(フジクリエイティブコーポレーション)に出向し、チーフプロデューサーとしてドラマ制作現場のトップとして陣頭指揮を執っています。
フジテレビ社員の入社後のキャリアパスを調べてみると、アナウンサー職や技術職以外では、同期入社は概ね30名程度で、バラエティー部門やドラマ部門、報道部門やスポーツ部門が人気の配属先となっています。
4月に入社し6月には本配属となるのですが、大半の社員は編成制作局(制作1部がドラマで制作2部がバラエティー)か報道局への配属となります。
営業や事業など他部署への配属は若干名となっていて、大多数の新入社員は体力と感性が重宝される現場部門からキャリアをスタートさせることになっています。
編成制作局制作2部(バラエティー部門)の場合は比較的若い段階からチャンスが与えられ、企画が通れば主導的な立場で番組を作ることができるのに対し、編成制作局制作1部(ドラマ部門)には厳格なヒエラルキーがあり、キャリアの第一歩目はAD(アシスタント・ディレクター)でおよそ5年間経験し、その後は5thAD→4thAD→3rdAD→2ndAD→チーフAD→Dの順に昇格していきます。
そんな中において、結婚した当時(35歳のとき)ですでに関谷正征さんはプロデューサーのポジションに就いていましたので、かなりのスピードで昇進したことが分かります。
関谷正征さんのフジテレビ入社までのプロフィールを簡単にご紹介すると、愛知県名古屋市出身で、私立東海高校を卒業した後は成城大学に進学しています。大学時代の詳細は明らかにされていませんが、今の活躍から想像するに、ゼミ活動やサークル活動にも精力的に取り組んでいたものと思われます。
春日由実と夫は子供を不妊治療の末に授かった説の真相
春日由実さんが長女を出産したのは2011年1月12日でした。2002年に結婚してから長女を出産するまでに約8年かかりましたので、当時世間では不妊治療したのではないかと噂になっていました。
実際に春日由実さんと関谷正征さんが不妊治療をしたのかどうかを示す情報はほとんどないのですが、結婚した当初、春日由実さんはフジテレビ系で生放送されていた朝の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』のサブアシスタントを務めていましたので、早朝から仕事をする日々が続いていました。
一方の関谷正征さんは、『愛し君へ』(2004年)や『サプリ』(2006年)などのドラマ制作に大忙しの日々を送っていましたので、まとまった休みを取ることはもちろん、家に居る時間が極端に短い状態が続いていました。
そんな中にあっては、なかなか子供を作ろうという雰囲気にはなりにくいですし、2人の心の中にも、今(結婚してしばらくの間)は子供よりもお互いの仕事を優先させようという暗黙の了解のようなものがあったのではないでしょうか。
不妊治療の真相は春日由実さんと関谷正征さんのお2人のみぞ知ることですが、後々の春日由実さんのインタビューやコメントを見る限りにおいては、不妊治療はしていないと考えるのが自然だと思われます。
春日由実と夫が離婚する可能性
結婚した当初からお互いに仕事が忙しく、初めのうちは夫婦関係は大丈夫なの?と心配された時期もありましたが、夫婦水入らずで過ごす時間が短い中でもお互いにコミュニケーションをしっかりと取りながら、今だけではなく将来のことについてもこまめに話し合っていくうちに夫婦関係が安定していきました。
この後でも詳しくお伝えしていますが、春日由実さんがフジテレビから突如異動の内示を受けた際にも、慌てふためいて電話してきた春日由実さんに対して冷静沈着に応じ、アナウンサーとしてのキャリアを殺すのではなく活かす方向で次の仕事に臨むようにアドバイスし、意気消沈気味だった春日由実さんのことを精神面からサポートしたのが関谷正征さんでした。
こういったやり取りができている時点で離婚の可能性は極めて低いと言えますし、現在は2人の子供(2人とも女の子)とともに家族仲はとても良好です。
春日由実が左遷されたのは夫の影響?!
春日由実さんは入社20年目という節目に当たる2017年6月に、アナウンス室から広報宣伝室への異動内示を受けアナウンス室を離れました。
異動を告げられた際の気持ちとしては、予期していないことが起きたというよりも、今来たかという気持ちだったと春日由実さんは語っています。毎年新人アナウンサーが採用されるわけですから、アナウンス室からも人事異動で誰かが出て行くものだと頭では理解していたとのことで、異動の内示は青天の霹靂というわけではなかったそうです。
突然、違う部署への異動を命じられたことで動揺してしまい、すぐに旦那さんに電話をしました。そして旦那さんからは以下のような返答がありました。
・異動先に行ってもアナウンサーとしての気持ちを持ち続ける
・一度気持ちが切れてしまうと元に戻すのは難しい
・これまでの経験を捨てるのではなく、どのように活かすかを考えよう
とても冷静な返答だったのですが、そのおかげで異動という事実を受け入れることができ、アナウンサーとしての経験が広報の仕事にどのように活かせるのかを前向きに考えられるようになりました。
また、異動の内示が出たときにはすでに仕事一筋ではなく、ご自身の中に仕事と家庭という2つの柱があったため、心が大きく乱れるということはありませんでした。
アナウンサーとしてだけではなく、広報のスキルも身に付き、全て自分の経験値が上がっていくことに繋がると考え仕事に取り組むことはもちろん、子供たちに対しては、母親が前向きに仕事に向き合っている姿を見せることが大切だと考えていました。
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アナウンサーの中には会社を退職してフリーとして活動する人も少なくありませんが、春日由実さんは自分で環境を変えるのがあまり得意ではないそうで、フリーに転身するという選択肢はなかったそうです。
新天地で前向きに仕事に取り組み始めたとは言え、何しろ入社20年目で初めての異動だったため、分からないことだらけだったため、最初の3カ月程度は若手に教えてもらいながら仕事を覚えていくのがやっとの状態でした。
誰よりも早く出社して職場のメンバー全員に挨拶し、ここで働く意欲があるんだということを態度で示すことを心掛けた結果、今では自分が働きやすい環境や空気を作ることに成功しました。
現在は、アナウンサー時代の経験を存分に活かし、取材する側だけではなく、取材される側の視点にも立ちつつ、取材内容や日程の調整等を行っています。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。