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今回は、俳優のでんでんさんについてご紹介します。
でんでんさんは俳優になるずっと前の若い頃、卓球のできるお笑い芸人だったそうです。今でも卓球の腕は折り紙付きだそうですが、70代になっても衰えない元気の源を徹底調査してみました。
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でんでん(俳優)は若い頃卓球のできるお笑い芸人だった
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でんでんさんは、1980年に行われた『お笑いスター誕生!!』に出演し、素人ながらも8週連続で勝ち抜き、見事に金賞を受賞しました。全く無名の素人でありながらも卓越したセンスが評価され、勢いそのままに芸能界デビューを果たしました。
その当時のでんでんさんの年齢は30歳、今ではかなり遅咲きの芸能界デビューかと思われがちですが、昔は今ほど芸能界デビュー時の年齢が若年化していませんでしたので、でんでんさんの芸能界デビューがそれほど遅かったとまでは言えません。
当時はでんでんではなく田所完一という芸名で、スタンダップ・コメディ調の芸風でピン芸人として活動していました。
さて、そんなでんでんさんには、意外な特技がありました。それは卓球です。
中学校の頃は卓球部に所属していて、それ以降ずっと卓球を続けていますので、卓球歴はおよそ60年。現在は落語家さんを中心に構成されたらくご卓球クラブのメンバーとして、日々卓球で汗を流しています。
上の画像は、2017年1月30日に東京都杉並区にあるバタフライ卓球道場でらくご卓球クラブ創立30周年を記念して開催された「2017新春初打ち会」会の画像です。
でんでんさんは三遊亭小遊三さんとペアを組み、日本卓球協会の前原正浩副会長/フリーアナウンサーの福澤朗さんペアを、攻撃力で上回り見事に勝利を飾りました。
また。2018年に開催された日本三大オープン大会の一つである東京卓球選手権では、シングルスで準優勝をするなど、70代になっても数々のタイトルを獲得し続けています。
現在は新型コロナウイルスの影響により、ことごとく大会が中止されていますが、日々の練習は怠っていないようです。
でんでん(俳優)は若い頃からお笑い芸人ではなく俳優志望だった
でんでんさんは福岡県立八幡中央高等学校を卒業した後、俳優の渥美清さんに憧れて、渥美清さんに弟子入りするために単身で上京しました。
ということで、でんでんさんは当初、芸人志望ではなく俳優志望だったんですね。
しかし、渥美清さん本人には会うことができずに弟子入りを断念しました。
しかし、東京に居さえすればいつかは渥美清さんに出会えると信じて福岡には帰郷せず、親戚のツテで紹介された株式会社丸井の就職試験を受けて丸井に入社しました。
その後は約4年間、下北沢、池袋、横須賀で転勤していましたが、そんな折に人生の転機が訪れます。丸井の後輩が劇団ひまわりのチラシを見せてくれたのです。
そのチラシを見たでんでんさんは、渥美清さんに憧れて芸能の道を志した4年前のことを思い出し、丸井を退社して劇団ひまわりに入団することを決意しました。
劇団ひまわり入団後はエキストラとして3か月ほど活動していましたが、鳴かず飛ばずでひまわりを退団してしまいます。劇団ひまわりを退団した後は4年ほど、パチンコ店や雀荘に入り浸るいわばプータローのような生活を送っていました。
ですが、いつまでもこのままの状態では人生が好転しないと思い、28歳のときに日本テレビ系で放送されていた『金曜10時!うわさのチャンネル!!』のオーディションを受け、最終審査まで進むことができました。
残念ながら最終結果が出る前に当番組が終了してしまい、このときは芸能界入りのチャンスを逃してしまいました。
最終審査まで進むことができたことで、でんでんさんのセルフイメージが上がったのでしょう、2年後の1980年に行われた『お笑いスター誕生!!』に出演し、見事に金賞を受賞し芸能界デビューを果たすことができました。
でんでん(俳優)が若い頃と変わらない元気の源や秘訣を公開
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でんでんさんは、2021年にサントリーウエルネスが発売している『ロコモア』のCMに出演しています。
でんでん。
ロコモアのCMに出ている。 pic.twitter.com/kMW7N4O5sW— darrellmay(ダレルメイ) (@architecturemay) August 15, 2021
その中ででんでんさん自身もロコモアの愛飲者として、日々ロコモアを飲みながら長い距離を歩いているそうです。
先ほどもお伝えした通り、でんでんさんは若い頃からずっと卓球を続けているため、世間一般の70代男性と比較すると足腰が丈夫な方ではありますが、日課の散歩とロコモアと卓球の組み合わせで、若い頃と変わらずに元気で、心身共に健康でいられるようです。
また、芸能界で売れるようになる前からでんでんさんのことを献身的にサポートしてきてくれた家族、特に奥さんの存在はとても大きいようです。
でんでん(俳優)は若い頃に嫁と出会い結婚した
でんでんさんは、奥さんと一人娘の3人家族です。
奥さんとは芸能界に入る前に、ガードマンのアルバイトをしていたときに出会いました。
でんでんさんが働いていた警備会社の現場監督と一緒に入った喫茶店で店員として働いていたのが今の奥さんで、一目惚れをしたでんでんさんが奥さんに猛アプローチをし、交際がスタートしました。
その後順調に交際が進み、結婚した後に娘さんが誕生しています。ちなみに、お子さんはその娘さん1人だけなのですが、奥さんも娘さんも一般人ですので、名前や画像等の情報は一切公開されていません。
でんでんさん自身も、家族の匂いがしない方が俳優としても視聴者からしても良いと語っていることから、今後も家族のことについて詳細を語ることはないと思われます。
でんでん(俳優)の芸名の由来は若い頃の麻雀仲間
芸能人の多くは本名ではなく芸名で活動しているものですが、でんでんさんの芸名を初めて見聞きした人の中には、どうしてこんな芸名なの?と疑問に思ったり、違和感を感じた人もいるのではないでしょうか。
本名は緒方義博さんですが、芸名の由来は、若い頃にでんでんさんが麻雀をしていた際に、でんでんさんの様子が殻に閉じこもった感じで、まるででんでん虫のようなだということから、麻雀仲間に「緒方でんでん」と呼ばれたことです。
でんでん太鼓のように芸能界を打ち鳴らし、でんでん虫のように芸能界の一国一城の主になるという意味合いも込められているそうですが、麻雀仲間から言われた「緒方でんでん」のインパクトがとても強く、芸名をでんでんとすることに決めたそうです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。