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今回は、小説家の金原ひとみさんについてご紹介します。
金原ひとみさんの夫は集英社の編集者です。子供のためを考えて岡山に移住し現在も地方暮らしを続けている件や、若い頃の金原ひとみさんの生い立ちが壮絶でしたので詳しくお伝えします。異端児としてのイメージが強い金原ひとみさんが旦那さんと離婚する可能性についても考察してみました。
金原ひとみの夫は集英社の編集者
金原ひとみさんの旦那さんは、金原ひとみさんが小説家としてデビューした当時から編集の担当をしていた集英社の編集担当者です。一般のサラリーマンですので顔や名前などは一切非公開とされていますが、噂によるとイケメンだそうです。
金原ひとみさんが旦那さんと結婚したのは芥川賞を受賞した翌年の2005年（22歳のとき）ですが、具体的な入籍日までは不明でした。金原ひとみさんが1983年８月８日生まれですので、入籍日も８月８日なのかもしれません。
金原ひとみさんが小説家としてデビューする前からお互いに知り合い同士でしたので、結婚しても特にこれといった変化を感じることはなく、ただ単に戸籍が変わっただけという感じだったようで、旦那さんの実家に行ってご両親に挨拶するということもなかったそうです。
金原ひとみと夫は子供のために岡山に移住した
金原ひとみさんが長女を出産したのは2007年でしたが、出産していたことが公になったのは翌年の2008年でした。
出産したことをしばらくの間公にしていなかったことから、その当時世間では極秘出産だと言われていました。そしてその後、2011年には東日本大震災後の放射能汚染を心配して、東京から父親の出身地である岡山県岡山市に移住し、2011年４月に次女を出産しました。
岡山市に移住した後は、長女を保育園に預けながら育児をしつつ執筆活動をしていました。金原ひとみさん曰く、母親になってはじめて、育児の大変さやストレスの大きさ、そして孤独感を体感したそうです。
出産前と比べると生活リズムが激変したことによるストレスはもちろんのこと、自分の子供が生きるも死ぬも自分次第であることを自覚し、相当なプレッシャーを感じたと語っていました。
子供を出産するまでは夜から朝にかけて執筆の仕事をしていた金原ひとみさんでしたが、子供が生まれてからは子供達が保育園に行っている間に執筆活動等の仕事をし、夜はしっかりと睡眠をとるという規則正しい生活を送っていました。
毎日毎日育児を中心とした生活を送っていると自分が卑小な存在に思えてきて、良くも悪くも自意識が希薄になると実感したそうですが、理想の生き方は、今が人生で最も幸せだと思えるような生き方だそうです。
毎日の家事や育児から逃げだしたくなる時はあるものの、将来のためにも仕事、家事、育児などをしっかりとこなしていきたいと語っていました。
金原ひとみが夫と結婚する前の若い頃の生い立ちが壮絶過ぎる
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金原ひとみさんは小学校４年生のときに不登校となり、中学校と高校にはほとんど通っていませんでした。不登校に陥ってしまった理由について金原ひとみさんは、何だか（学校や家でのことなど）あらゆることが面倒臭く思えてしまったと語っていました。
金原ひとみさんの最終学歴は文化学院高等課程中退ですが、15歳の頃にはリストカットを繰り返す日々を送っていました。ピアスを空けたりタトゥーを入れたりして体に痛みを与えることで、何とか自分自身を騙しながら生きてきたとも語っていました。
３歳から10歳までピアノを習っていて、家でもレッスン先でも厳しく指導されたため、自分に自信が持てなくなってしまったことも、不登校の一因だった可能性もあります。
また、小学校６年生のときには父親（児童文学研究家で翻訳家で法政大学社会学部教授の金原瑞人さん）の仕事の都合でアメリカのサンフランシスコに住んでいたこともありました。
住む環境が目まぐるしく変化したことは、思春期の金原ひとみさんにとってみるとかなりの負担になっていたようです。
しかし、良い点もあったそうで、サンフランシスコに引っ越したときに、父親の金原瑞人さんが、金原ひとみさんが日本語を忘れてしまわないようにとの思いから、日本の小説家が書いた小説を大量に購入し与えてくれました。
このことがきっかけとなり、金原ひとみさんは現地の学校にはあまり行かず、買い与えてもらった大量の小説を読むことに没頭しました。そして、少しずつ自分でも小説を書くようになっていきました。
金原ひとみと夫が離婚する可能性
インターネットには、金原ひとみさんが旦那さんと離婚したのではないかという情報が出回っていますが、現時点では離婚しておらず、家族４人で生活しています。
離婚したという情報が出回ったのは、結婚してお子さんが生まれた後の生活について金原ひとみさんが語った発言内容に端を発していることが判明しました。
その発言内容は、
ワンオペ育児を強いられた時期があった
フランスに移住するために旦那さんが休職を余儀なくされた
フランスで家計を支えることに対する不安とプレッシャー
家計の経済面支えつつ家事や育児の負担が重くのしかかっていることの理不尽さ
夫婦でお互いを理解し合うことができていなかった
コミュニケーション不足が原因でお互いに思いやりが欠如していた
様々な問題や壁にぶち当たり、長い時間をかけて夫婦関係が破綻してきた
この、”夫婦関係が破綻”という言葉が独り歩きして、金原ひとみさんが離婚したという情報が出回ったものと考えられます。
紆余曲折を経た現在も、色々な面で旦那さんとの精神的な繋がりは断絶したままだそうです。もちろんこのままで良いとは全く思っておらず、理解や歩み寄りを諦めたところ、これまでと比べて随分楽になったそうです。
夫婦を長く続けていたとしても、相手の良いところや良い記憶ばかりが積み上がっていくわけではなく、相手の嫌なところや許せないところもどんどんと積み上がっていきます。そして、その積み上がった嫌な記憶や相手の嫌なところがアレルギーのように溢れ出して、相手のことを受け入れられなくなってしまうこともあります。
金原ひとみさんは子供の頃から母親のことが苦手で、幼い頃からずっと、この人は自分とは別の種類の生き物だと思うことで、母親に対する嫌悪感や憎悪の年から逃れることができていました。
たとえ相手が血の繋がった家族であったとしても、全く別の理想や価値観を持つことは当然あり、理想や価値観の相違が理由で深い断絶が起こることもあるということを知っていたため、旦那さんとも適度に距離を取ったり、時には旦那さんのことを完全に遮断したりしつつ、ぎりぎりのところで保つことができているという状態です。
金原ひとみさんは、友達や趣味や仕事など、決して自分を傷つけることなく、信じられるものを複数持つことができてさえいれば、家族や夫婦といった共同体に頼らなくても充実した人生を送ることができていると語っていますので、今後金原ひとみさんが旦那さんと離婚する可能性は充分にあると考えられます。
確かに、夫婦といっても元々は全くの他人同士ですので、育った環境や価値観が全く違う者同士が一つ屋根の下で生活し続けていることの方が奇跡的なことなのかもしれません。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。