今回は、コラムニストの山田美保子さんについてご紹介します。
山田美保子さんはこれまでに3度の結婚と2度の離婚を経験しているのですが、最初の夫との離婚が壮絶なものでした。3度目の結婚で掴んだ真の幸せについても詳しくお伝えします。これまでの結婚歴の中で子供はいないのですが、現在の旦那さんと離婚する可能性はないのでしょうか。
山田美保子の最初の夫との離婚が壮絶
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山田美保子さんは27歳のときに最初の旦那さんと結婚したのですが、29歳のときに離婚しています。結婚生活は2年弱ととても短いものでした。旦那さんは山田美保子さんの2歳年下で、同じラジオ業界で働いていました。
今でこそ当たり前のように使われる”バツイチ”という言葉ですが、その当時はそんな言葉はない時代で、山田美保子さんが離婚したことに対して、家族だけではなく親戚中が悲しみ、哀れんだそうです。
結婚した当初は新婚生活をお互いに楽しんでいたのですが、ほどなくして旦那さんが山田美保子さんに冷めてしまったのでしょうか、仕事から帰宅する時間が日に日に遅くなり、気付けば家で一緒に過ごす時間がほとんどない状態になってしまいました。
そうなってしまった原因がどちらにあったのかは当のご本人達にしか分かりませんが、少なくとも旦那さんが離婚したがっていたことは紛れもない事実です。
旦那さんが山田美保子さんの指から結婚指輪を抜き取り、マンションの7階の窓から外に投げるような修羅場があったり、旦那さんの浮気相手が山田美保子さんが不在の間に自宅に来ていたことが発覚するなど、ドラマのようなシーンが何度も起きていました。
そんな態度を取られても、心の中では山田美保子さんは旦那さんのことが好きで離婚をしたくないと思っていました。その思いが旦那さんに届かないもどかしさから、そのことを同じマンションに住む同い年の女性に話すと、年下の若い弁護士を紹介されました。
その頃は事の経緯を話し始めるとすぐに泣いてしまうような心理状態で、弁護士に相談した日も例に洩れず涙ながらに実情を訴えました。同情の一言がもらえるのかと思っていた山田美保子さんに対して、若い弁護士が投げた言葉は「それは仕方がない」でした。
その言葉はとても辛辣で、傷心の山田美保子さんにはグサッと刺さるような言葉でした。いとも簡単に投げられたその言葉や弁護士に対して、同席していた友人は怒りを露わにしました。
確かに身も蓋もないような発言ではありましたが、当の山田美保子さんはその言葉を聞いて、心の中が少しすっきりしたそうで、少しずつ前を向けるようになりました。いくら自分が別れたくないと思っていても、旦那さんが別れたいと言っている以上は仕方のないことなのかと思えるようになり、その後も旦那さんと上手くいかないことが起きる度に、心の中で仕方ないことと思うようにしていたそうです。
若い弁護士に相談して以降、山田美保子さんの聞き分けが劇的に良くなり、最終的には旦那さんにこれ以上嫌われたくないという想いが強くなり、離婚に応じる決断をしました。
山田美保子が3度目の結婚で掴んだ真の幸せとは
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山田美保子さんが最初の旦那さんと離婚したのは29歳のときでしたが、それ以降は人生初の一人暮らしをし、実家の両親を安心させるために、雑誌やテレビに名前が出る仕事を選んでいました。
自分の名前が世に出る仕事を積極的に選んだ背景には、自分が惨めではないということを言い聞かせるためでもありました。ですが実際には惨めで、人生初の一人暮らしは本当に寂しかったため、毎日泣いて過ごしていて、飲酒量も相当増えたそうです。
また、山田美保子さんは大学を卒業した後すぐにTBSラジオ954キャスタードライバーとして4年間のキャリアを積み重ねたのですが、寿退社したため、結婚していた約2年間でTBSラジオ時代に築き上げた人脈がゼロに等しい状態となっていました。
そんな失意の中で始めた放送作家の仕事では、これまでの人生では味わったことのないような経験や気付きを得ることができ、離婚してからしばらくの間感じていた惨めさが徐々に薄らいでいきました。
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そして30代中頃には仕事関係者と再婚し、今度こそは順風満帆な結婚生活が待っているのかに思われましたが、今度は子供を巡って相当辛い体験をしていました。2人目の旦那さんと結婚した後、36歳の時から約10年間に渡る不妊治療を行ったのです。
病院へ毎日欠かさず通い、毎月体外受精に挑戦したのですが、その度に全身麻酔をかけるため、身体的な苦痛は相当なものでした。また、当時は体外受精が保険適用外だったため、金銭的にも非常に大きな負担となっていたため、心も体も疲弊し切った状態でした。
身も心も疲れ果ててしまっていた山田美保子さんに更なる追い打ちがかかります。不妊治療中に服用していた漢方薬の影響で、薬剤性肝炎を発症してしまい、不妊治療の担当医からは漢方薬を飲まないようにとの指示をされていたのですが、永く服用してきた薬をやめてしまうと体の調子が悪くなり、引いては妊娠にも悪影響が出てしまうのではないかという、ある種の強迫観念のようなものに苛まれて精神的にかなりつらい状況に陥ってしまったのです。
36歳の頃から始めた不妊治療を約10年間継続してきましたが、思うような結果が出ず、肉体的にも精神的にも金銭的にもつらい状況となったため、45歳のときに不妊治療をやめました。
不妊治療をやめてから2回、自然妊娠をすることができたようなのですが、2回とも流産してしまいました。辛い不妊治療と2回の流産を経験したことから、山田美保子さんだけではなく旦那さんも疲れ果ててしまい、最終的には離婚という形で夫婦関係が終了しました。
通常であれば、2度の離婚を経験するともう結婚は良いかなと思うところですが、山田美保子さんは3度目の結婚をしています。そのお相手が現在の旦那さんなのですが、詳しい馴れ初め等に関しては一切明らかにされていません。マスコミだけではなく芸能人や芸能関係者にも顔が広い山田美保子さんですので、出会う機会も多く、何よりも60代に突入しても肌艶が良くてパワフルですのでモテるのでしょう。
現在の心境について聞かれた山田美保子さんは、幸せだと言い切っています。最初の旦那さんと離婚する際に、若い弁護士から投げかけられた「仕方がない」という言葉は、一見すると後ろ向きで負けが先行しているようなイメージの言葉なのかもしれませんが、いろいろな思いや考えを完了させ、次へのステップへと歩みを進ませてくれる魔法の言葉なのだと解釈しているそうです。
山田美保子と夫には子供はいない
先ほどもお伝えした通り、山田美保子さんは2回目の結婚時に不妊治療をしていました。約10年間、辛い不妊治療をしてきましたが子宝には恵まれず、現在の旦那さんとの間にも子供はいません。
若い頃であれば、子供ができないことに対するストレスや、子供がいないことによる将来不安があった山田美保子さんですが、60代になり、自分たちに子供がいないことによる寂しさや将来に対する不安はなくなったようです。
山田美保子が夫と離婚する可能性
放送作家として活動する一方で、テレビに出演したり、コラムニストとして数々の雑誌に連載記事を投稿したり、ラジオのコメンテーターとして出演するなど、非常に幅広い活動をしています。
忙しい仕事の合間の休息の時間には、旦那さんと夫婦水入らずで過ごす時間を設けるようにしているそうですので、夫婦間のコミュニケーション不足は一切ないようです。
2度の離婚を経験し、誰かと一緒に生きていくことの難しさと尊さの両方を熟知した状態で現在の旦那さんとの結婚生活を送っている山田美保子さんですので、離婚する可能性は低いものと考えられます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。