今回は、政治家の松川るいさんについてご紹介します。
東大卒で元外交官という輝かしい経歴をお持ちの松川るいさんの夫は、外務省幹部の新居雄介さんだと言われています。馴れ初めや夫婦別姓の理由や子供(娘)2人に対する教育方針について詳しく調べてみました。松川るいさんがエッフェル塔報道で批判された際の旦那さんの反応についてもお伝えしています。
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松川るいの夫は外務省幹部の新居雄介
松川るいさんの旦那さんは、外務省総合外交政策局審議官の新居雄介さんです。国際情報統括官組織審議官も兼務しているため、日本外交の司令塔として最先端で多忙な日々を送っています。
審議官は局長に次ぐポストで、官僚組織の頂点のポストである事務次官への昇進街道に乗っている人が就くポストです。
新居雄介さんは東京大学を卒業した後、1990年に外務省に入省し、2013年に外務省広報文化外交戦略課長、2016年に外務省安全保障政策課長、2018年に駐シンガポール次席公使を歴任し、2021年に審議官のポストに就任しています。事務次官候補に名を連ねている官僚の1人です。
新居雄介さんは小学生時代をフランスのパリで過ごしていました。ご両親の仕事の都合でパリ日本人学校に通っていて、ご両親の転勤に伴い帰国。その後は横浜国立大学教育学部附属横浜中学校、神奈川県立湘南高等学校を経て東京大学に入学していますので、ご実家が相当裕福だったのだと思われます。
外務省入省後は、省内留学制度を活用してジョージ・ワシントン大学の大学院(エドムンド・A・ウォルシュ外交大学院)に留学しています。
シンガポールに駐在していたときには、単身で赴任していたようで、週末は現地のお酒とお酒に合うつまみに舌鼓を打っていたそうですので、かなりのお酒好きのようです。
馴れ初めは東京大学時代か外務省時代は
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松川るいさんの現在の職業は参議院議員ですが、議員になる前は外務省の官僚として活躍していました。
1993年3月に東京大学法学部を卒業した後、同年4月に外務省に入省しています。新居雄介さんは1990年入省ですので、松川るいさんは新居雄介さんの3年後輩にあたります。
外務省入省後は、新居雄介さんと同じく省内留学制度を活用してジョージ・ワシントン大学の大学院を修了し、条約局法規課課長補佐、アジア大洋州局地域政策課課長補佐、軍縮代表部(スイス)一等書記官、国際情報統括官組織首席事務官、日中韓協力事務局事務局次長(大韓民国)、 総合外交政策局女性参画推進室長を歴任してきました。
外務省時代に新居雄介さんと同じ部局や部署で働いたことはないようですが、出身大学と学部が同じですので、もしかすると馴れ初めは外務省ではなく東京大学時代である可能性も考えられます。
松川るいと夫新居雄介が夫婦別姓でいる理由に納得
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松川るいさんは、旦那さんの姓である新居ではなく旧姓の松川で仕事をしています。
外務省を退官する2年前の2014年には、女性が輝く世界を目指す女性参画推進室の初代室長を務めていましたので、自身が範を示すという意味で夫婦別姓を採用しているのかもしれません。
また、戸籍上の名前は新居るいですので、外務省時代から慣れ親しんでいて浸透している松川姓で仕事をしているのかもしれません。
令和3年度の家族の法制に関する世論調査では、名字や姓を変えた人のうち、何らかの不便や不利益があると答えた人の割合は52.1%、何らの不便や不利益はないと答えた人の割合は47.5%となっています。
性別で見てみると、何らかの不便や不利益があると答えた人の割合は女性で高くなっているのに対して、何らの不便や不利益はないと答えた人の割合は男性で高くなっていますので、やはり結婚した後も仕事を続ける女性にとってみると、名字が変わることは少なからず足枷に感じている人が多いようです。
松川るいと夫新居雄介の子供(娘)は2人で教育方針と学歴が凄い
松川るいさんと新居雄介さんには子供が2人いて、2人とも女の子です。画像は松川るいさんが2016年7月に行われた参議院議員選挙で初当選した時のもので、松川るいさんの傍にいるのが娘さんです。
長女は2008年生まれで、次女は2014年生まれですので、2023年時点では長女は15歳、次女は9歳です。長女を出産した時の松川るいさんの年齢は37歳、次女を出産した時の年齢は43歳と高齢出産ではあったのですが、お子さんは2人ともすくすくと成長しています。
松川るいさんは大阪にある四天王寺中学校・高等学校を卒業した後、東京大学法学部に入学していますし、旦那さんの新居雄介さんも、パリにある日本人学校から帰国した後は、横浜国立大学教育学部附属横浜中学校、神奈川県立湘南高等学校を経て東京大学に入学していますので、2人の娘さんに対してはしっかりとした教育を施しているものと思われます。
松川るいさんが通っていた四天王寺中学校・高等学校は、神戸女学院中学校・高等学校や京都女子中学校・高等学校と並んで関西女子御三家として有名で、医学部合格者数は全国でもトップクラスの実績を誇っています。また、高等学校女子バレーボール部は、これまでに獲得した全国タイトルが全国高校最多を誇っており、文武両道の学風です。現在の住まいは関東ですので、自分自身の母校に通わせることは難しいものの、いずれは自分と同じように文武両道の学校に通わせたいという思いはあるようです。
具体的にどのような習い事をしているのかや塾に通っているのか否かといった情報は明らかにされていませんが、夫婦ともに忙しい毎日を送っていますので、子供を習い事や塾に通わせている可能性が高いのではないでしょうか。
松川るいと夫新居雄介が今後離婚する可能性
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松川るいさんと新居雄介さんは離婚するのではないかとの噂が出回っています。
ソースを調べてみると、元衆議院議員の金子恵美さんの旦那さんである宮崎謙介さんが浮気をし、一時期離婚の噂が出回ったことがあり、自由民主党に所属している女性議員という括りでぼんやりと記憶していた人が、金子恵美さんのことを松川るいさんと勘違いしてしまったようです。
また、2019年に行われたインタビューで松川るいさんは、新居雄介さんの家庭内での様子を以下のように暴露していました。
・家では家事や育児を全くしない
・夫婦共働きなのにもかかわらず、家のことは全て自分がやっている
・せめてお皿だけでも洗ってくれと言ったら、本当にお皿だけを洗った
この部分だけを切り取ると夫婦関係に暗雲が垂れ込めているようにも思われますが、このインタビューが行われた後に家族会議が行われたのでしようか、新居雄介さんの態度が一変し、今では家事や育児に積極的に参加しているようです。
そのおかげもあり、現在の夫婦関係は良好で、国会議員として最前線に立つ松川るいさんのことを精力的にバックアップしているとのことです。
松川るいさんが参議院議員選挙に当選し、今後の抱負を問われた際に、家族を大切にしながら国会議員としての仕事をこなすことができなければ女性国会議員が増えることはないと断言していますので、現時点では夫婦関係は良好なのだと思われます。
松川るいのエッフェル塔ピンチに対する夫新居雄介の反応
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松川るいさんは自民党女性局長を務めていたのですが、その自民党女性局が7月下旬に行ったフランス研修が物議を醸したのです。
松川るいさんの他に今井絵理子参議院議員など総勢38人がフランスを訪問し、エッフェル塔をバックにして塔を真似たポーズで撮影した写真をSNSにアップしたのですが、その投稿に対して、(ただでさえ物価高で国民が大変なのに)浮かれすぎ、社員旅行気分か、反感しかないといった批判的なコメントが多数上がりました。
松川るいさん自身は、研修自体は有意義なもので、フランスでの3歳からの幼児教育の義務教育化について経緯や成果を詳しく知ることができ、政治における女性活躍について上院や下院の方々と有意義な意見交換をすることができたと説明しました。
しかし、2023年8月1日には、自由民主党の世耕弘成参議院幹事長からは、観光だと誤解されるような写真をSNSにアップしたことは軽率だったとし、厳重注意の処分を受けました。
それでも世間からの批判が収まることはなく、2023年8月21日に、自民党女性局長の辞表を提出し、翌実の22日に受理されました。
政治家として、国民に対してどのように説明責任を果たしていくのかに注目が集まっています。また、このピンチに対して、夫である新居雄介さんがどのように対処をしどんなアドバイスをするのかにも注目していきたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。