今回は、俳優の斉藤暁さんについてご紹介します。
数々のドラマや映画で欠かせない存在であり続ける斉藤暁さんは、若い頃に結婚していたのですが離婚し、現在は独身で息子２人は独立しています。死亡したとのデマが出回った背景についても詳しく調べてみました。
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斉藤暁は若い頃に結婚していた
斉藤暁さんは1977年頃に、地元である福島県で活動するアマチュア劇団の劇団員であった文恵さんと結婚しました。結婚した当時の斉藤暁さんの年齢は24歳でした。
斉藤暁さんは福島県立郡山工業高等学校を卒業した後、俳優になる前に民間企業で働いていた経験があります。就職先は福島県内にあるテレビ局で、主に照明や大道具などの裏方の仕事をしていました。
今でもテレビ局の仕事はストレスフルな現場ではありますが、当時からとても仕事が大変で、斉藤暁さんはストレス解消の一環でお芝居を始めました。初めのうちは見様見真似で取り組んでいたのですが、軽い気持ちで劇団『自由劇場』のオーディションに応募したところ見事に合格しました。
そして、交際していた文恵さんも同じく劇団『自由劇場』のオーディションに合格したため、２人合わせて合格したことを機に結婚し、画家の猪熊克芳さんから上京することを勧められ、東京へ行くことを決意しました。
東京へ行く前の最後のお芝居は文恵さんとの２人芝居で、セットは画家の猪熊克芳さんが作ってくれました。また、結婚式では三三九度に立ち会ってくれるなど、２人の結婚請負人的な存在でした。
出典：natalie.mu
テレビ局の仕事を辞めて大好きなお芝居に専念するために文恵さんとともに上京した斉藤暁さんでしたが、芸事の世界はそう甘くはなく、上京後はほとんど役者の仕事がない状態が続きました。
収入がほとんどない斉藤暁さんに代わって文恵さんが働きに行き、家計は何とか文恵さんの収入によって維持することができる状態でした。
夫婦２人きりの生活であれば文恵さんの収入だけでも何とか生活していくことが可能だったのですが、子供が生まれてからはさすがに経済的に苦しくなり、斉藤暁さんは本当にこのまま芝居を続けていて良いのかどうか、自問自答の日々を送るようになりました。
何度も何度も福島県に帰って堅気の仕事に就くことを考えましたが、やはり大好きな役者の仕事を捨てきれず、何とかなるの気持ちでこれまで以上に文恵さん頼みの生活になっていきました。
斉藤暁さんの役者にかける気持ちを最大限尊重してあげたいと必死に働いて家計を支えていた文恵さんではありましたが、心身ともに疲れ果ててしまい、ついには堪え切れなくなり、文恵さんが家を出る形で離婚してしまいました。
斉藤暁は若い頃に嫁と離婚し現在は独身
出典：crank-in.net
斉藤暁さんと文恵さんが離婚した具体的な時期は不明ですが、離婚した後は文恵さんが２人の息子さんの親権を持ち、女手一つで育て上げました。
しかし、上京してからずっと家計を支えるために働き詰めだったことに加えて、２人の息子さんの子育てにも奔走してきたことなど、身体的にも精神的にも負担が大きかったのでしょうか、2015年に文恵さんは心臓の病気を患って亡くなりました。
斉藤暁さんは文恵さんの逝去について、若い頃から無理をさせて命を縮めてしまったかもしれないと語っていました。
斉藤暁さんは文恵さんと離婚した後は再婚せずに独身を貫いているのですが、それもこれも全て、文恵さんに対する申し訳ないという気持ちと感謝の気持ちの表れなのではないかと考えられます。
斉藤暁と結婚した嫁には息子が２人いて現在は独立している
歳ほどもお伝えした通り、斉藤暁さんと文恵さんの間には２人の息子さんがいるのですが、年齢や職業に関する詳しい情報は見つかりませんでした。
もし仮に芸能関係の仕事に就いていたとすれば、何かしらの情報が出回っているはずですので、息子さんは２人とも一般の職業に就いているのではないでしょうか。
ちなみに、2020年に斉藤暁さんは自身のX（旧Twitter）で、長男家族はスペインのバルセロナに住んでいて、長男の嫁の職業が画家であることを明かしていました。カメラも本業の絵画並みの腕前だそうで、バルセロナの風光明媚なスポットを撮影した画像が送られてくるそうです。
孫…ふうかちやんです、私はサンタクロース🎅になり、鈴を鳴らしながら大きな袋を肩に登場… pic.twitter.com/uojlwf38gP
— 斉藤暁 (@saitosatoru2020) December 25, 2020
こちらに写っているのは、次男の娘さんなのでしょうか。日本に住んでおられるようで、頻繁ではないものの、クリスマスや誕生日などのイベントごとに自宅を訪れて一緒にパーティーを催しているそうです。
斉藤暁の死亡説はデマ！噂の根拠は踊る大捜査線俳優
斉藤暁さんをインターネットで検索すると、「斉藤暁 死亡」という検索ワードが出てきます。検索ワードに出てくるということは、それだけ多くの人が斉藤暁さんが亡くなったと思い込んでいるのかもしれませんが、実際には斉藤暁さん死亡説はデマで、今もご存命です。
根も葉もないデマが出回ったのは、かつて大ヒットした『踊る大捜査線』シリーズに出演していた俳優さんが亡くなっていることが原因でした。
『踊る大捜査線』シリーズに出演していて現在はお亡くなりになっている俳優さんは、いかりや長介さん（2004年３月20日に癌で逝去）、小林すすむさん（2012年５月16日にスキルス性胃癌と肝硬変で逝去）、神山繁さん（2017年１月３日に肺炎で逝去）ですが、中でも斉藤暁さん死亡説が出回った時期と亡くなられた時期が近いのは小林すすむさんでした。
お互いに年齢が近い（斉藤暁さんは1953年10月28日生まれ、小林すすむさんは1954年４月15日生まれ）ため、斉藤暁さんと小林すすむさんを混同した人がいたのでしょう。
斉藤暁が再婚する可能性
出典：crank-in.net
斉藤暁さんが再婚する可能性に関して調査してみたのですが、結論から言うと再婚する可能性は低いと言えます。
と言うのも、斉藤暁さんは現在、子供の頃からの趣味であるトランペットにハマっているからです。
斉藤暁さんは中学２年生の時にトランペットを始め、高校生まではずっとトランペットを続けていました。その後、テレビ局に勤務するようになってからしばらくはトランペットの演奏から離れていたのですが、28歳のときに再開して以降、宮城県で毎年９月に開催されている定禅寺ストリートジャズフェスティバルや、毎年５月に大阪で開催されている春一番コンサートに参加しています。
現在は、東京都狛江市の市民吹奏楽団にも所属し、俳優業兼トランペット奏者として活動していて、その腕前はもはや趣味の域を超えてセミプロレベルです。
かつてTBS系で日曜夜に放送されていたバラエティ番組『さんまのSUPERからくりTV』では、番組内で結成されたバンド『サザエオールスターズ』のメンバーとしてトランペットを演奏し、視聴者を釘付けにしていました。
俳優の仕事とトランペットの演奏に大半の時間を割いていて、たまの休みにはお孫さんに囲まれる生活をしているため、現在の生活が充実している斉藤暁さんですので、再婚の必要性を感じていないのではないかと考えられます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。