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今回は、女優の浅丘ルリ子さんについてご紹介します。
浅丘ルリ子さんに子供がいないのは女優業を継続していくためでした。元旦那である石坂浩二さんからも子供を作らないことを懇願されていたそうなのですが、その辺りの詳細について調べてみました。実は子供が欲しかったと悔やんでいるということが判明し世間を賑わせている現状についてもまとめてみました。
浅丘ルリ子には子供がいない
既に80代に突入（1940年７月２日生まれ）している浅丘ルリ子さんですが、子供はいないようです。
浅丘ルリ子さんに子供がいないことに関して、インターネット上では「てっきり成人した子供さんがいると思っていた」、「子供が何人かいるものと思っていた」という声が上がっている一方で、「思った通り」、「子供がいるイメージが全くない」という声も上がっていました。
長い女優人生の中で、母親役を演じたこともたくさんありますので、てっきり浅丘ルリ子さんには子供がいるものと思っていた人も少なくないようですが、どうして80代になるまで子供がいないのでしょうか。
OECD（経済協力開発機構）が2020年に発表したデータによると、50歳の時点で子供がいない（生涯にわたって子供を持たない女性）割合が、日本は27.0％と先進国で最も高いことが判明しています。諸外国の様子を見てみると、フィンランドが20.7％、オーストリアが20.06％、スペインが18.40％となっています。
2020年に世界銀行から発表されたデータでは、日本の合計特殊出生率は1.34で、世界の中で189位となっています。そしてその後2022年には1.27程度にまで低下していて、この数値は国際的に見てもかなり低いレベルと言えます。
日本で合計特殊出生率が低下し続けている背景には、未婚率の上昇、経済的なゆとりがないこと、教育費高騰と行政によるサポートが不足していること、将来への不安、価値観の多様化が挙げられます。
そしてさらに、一生結婚したことがない生涯未婚率もどんどん上昇していて、男性が28.3％、女性は17.8％に達しています。
浅丘ルリ子さんはかつて、石坂浩二さんと結婚していたことがありますので、生涯未婚者ではありません。しかし、合計特殊出生率が低下し続けている背景である、未婚率の上昇、経済的なゆとりがないこと、教育費高騰と行政によるサポートが不足していること、将来への不安、価値観の多様化のうち、浅丘ルリ子さんに子供がいない原因が価値観の多様化である可能性があります。その辺りのことを次で詳しく見ていきたいと思います。
浅丘ルリ子に子供がいないのは元旦那石坂浩二からの願いでもあった
浅丘ルリ子さんには既婚歴が一度だけあります。元旦那さんは俳優の石坂浩二さんで、1971年に結婚しました。結婚した当時の浅丘ルリ子さんの年齢は31歳、石坂浩二さんの年齢は30歳でした。
結婚した当初、石坂浩二さんからは、家庭に入る必要はない、女優業を継続してほしいと言われました。浅丘ルリ子さんとしては結婚すると家事や旦那さんの身の回りのことをしなければならないと思っていたため、石坂浩二さんから家庭に入る必要はないと言われたことがとても嬉しかったと語っていました。
石坂浩二さんの”家庭に入る必要はない”という発言の中には、子供を作らなくて良いという意味も込められていたと浅丘ルリ子さんは解釈していたため、石坂浩二さんと離婚するまでの29年間で子供はいませんでした。
しかし、石坂浩二さんの心の中では実は子供が欲しかったそうで、浅丘ルリ子さんと離婚した理由は子供が欲しいからというものでした。
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石坂浩二さんが再婚したのは浅丘ルリ子さんとの離婚が成立した５日後で、再婚相手は当時石坂浩二さんが主宰していた劇団の事務員さんです。かねてから石坂浩二さんの身の回りの世話をしてくれていた人だということですので、石坂浩二さんはその方とかなり長い間お付き合いをしていたものと思われます。つまり、浅丘ルリ子さんと結婚していた期間中に不倫関係にあったということで間違いないでしょう。
石坂浩二さんは頑なに否定していましたが、22歳も年下の女性と再婚したことから、浅丘ルリ子さんと結婚した当初に発言した、”家庭に入る必要はない”という発言の中には、子供を作らなくても良いという意図はなかったものと考えられます。
お互いに俳優業が忙しい最中に結婚したため、お互いの価値観の確認とすり合わせが充分にできていなかったことが、離婚の原因となってしまったのでしょう。
ちなみに、22歳年下の一般人と再婚した石坂浩二さんですが、再婚後も子宝に恵まれることはなく、現在も子供はいません。
浅丘ルリ子は実は子供が欲しかった
2021年８月29日フジテレビ系で放送された『ボクらの時代』に、テレビ朝日系で放送されたドラマ『やすらぎの郷』で共演した女優の風吹ジュンさんと草刈民代さんとともにゲスト出演した浅丘ルリ子さんが、２人を前にしていきなり、実が子供が欲しかったと赤裸々に語り、驚かせるシーンがありました。
風吹ジュンさんが私生活を語る中で、すでに４人の孫がいておばあちゃんになっていることを明かした際に、しみじみと「いいなぁ、１人だけでも良いから子供がほしかった」と呟いたのです。
この発言には、番組を見ていた視聴者から驚きの声が多数上がっていました。風吹ジュンさんから「子供がいなかったことを悔やんでいるんですか？」問い返されたと際に、はっきりと悔やんでいると言い切ったことで、実は浅丘ルリ子さんが子供を望んでいたことに驚きを隠せない視聴者がいて、中には公開している浅丘ルリ子さんを見て落胆した人もいたようです。
風吹ジュンさんは浅丘ルリ子さんに対して、そういう（子供を作らずに女優一筋を貫く）生き方も素敵だなと思うと肯定すると、浅丘ルリ子さんは、芸能活動を始めて66年になるが、本当に女優しかやってきておらず、大きな失敗や挫折を経験することなくやってこれたことに対しては満足しているものの、一番残念なことが１人も子供がいないことだとわずかに涙を滲ませながら声を震わせつつ語っていたのが印象的でした。
浅丘ルリ子の子供がいない現在の様子
浅丘ルリ子さんは2021年にNHK・BSで放送されたドラマ『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』に出演して以降、ドラマ出演の機会はありませんが、2023年１月30日にテレビ朝日系で放送された『徹子の部屋』に春風亭小朝さんとともに出演し、元気な姿を見せていました。
2021年８月に『ボクらの時代』に出演した際には子供がいないことを後悔している旨を告白し、元気のない様子ではありましたが、徹子の部屋に出演した際にはそんな雰囲気は微塵も感じさせず、昔話や今後の仕事について語っていました。
80代という年齢を考えるとさすがに連ドラや主演級の役柄は難しくなってきてはいますが、スポットでの出演や講演活動は精力的に行っていかれるものと思われますので、今後の浅丘ルリ子さんの動向に関しては引き続き注目していきたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。