今回は、女優の日色ともゑさんについてご紹介します。
ドラマや映画では落ち着いた良き母役を演じることも多い日色ともゑさんですが、プライベートでは子供はいないようです。子供がいない原因は、夫である中園正樹さんとの不仲が原因だとの説があるのですが、本当なのでしょうか。夫婦仲について日色ともゑさんが語ったことからその真相を究明してみました。
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日色ともゑと夫中園正樹に子供はいない
出典:natalie.mu
ドラマや映画では良き母親役を演じたり、優しいおばあちゃん役を演じることが多い日色ともゑさんですが、プライベートでは子供はいないようです。
1969年に結婚したのですが、結婚した当時の日色ともゑさんの年齢は28歳でしたので、年齢的に妊娠出産が難しかったということはありません。
現在の年齢は80代(1941年6月4日生まれ)で、お子さんやお孫さんがいないのは寂しいのではないかと思いますが、どうして日色ともゑさんには子供がいないのでしょうか。
日色ともゑさんのように1940年代前半生まれの方が出産した頃は第2次ベビーブーム(1971年(昭和46年)から1974年(昭和49年) に生まれた世代)の頃ですので、周囲には子供が複数いる人たちが多かった中で、自分には子供がいないという劣等感のようなものを感じた時期もあったのではないかと思われます。
子供がいないご夫婦の特徴として挙げられるのは、子供が欲しかったけれども(不妊治療等を行ったけれども)子供を授かることができなかった、夫婦ともに仕事が忙しかった、夫婦各々が没頭できる楽しみや趣味を持っていた、子供に興味がなかったなどですが、日色ともゑさんの場合はどのケースに該当するのでしょうか。
日色ともゑに子供がいない原因は夫中園正樹との不仲が原因説の真相
日色ともゑさんに子供がいない理由は夫である中園正樹さんとの夫婦関係が不仲だったことが原因なのではないかとの噂があります。
しかし、2019年11月27日にテレビ朝日系で放送された『徹子の部屋』に出演した際に、結婚するときの条件として日色ともゑさんが中園正樹さんに提案した条件が、結婚しても女優業は辞めずに続けるということだったと明かしていました。
そして、結婚してからも中園正樹さんは常に日色ともゑさんの仕事を尊重し、建築家としての仕事がないときには日色ともゑさんのサポート役に徹してくれたとも語っていましたので、日色ともゑさんと中園正樹さんの夫婦仲が悪かったことが子供がいない原因ではないことは明らかです。
日色ともゑさんが結婚した1969年以降、女優として映画やドラマの仕事が立て続けに入っていました。作品1つ1つのセリフを覚えたり役作りをすることにかける時間は相当なもので、恐らくまとまった休みが取れない状況だったものと予想されます。
夫婦だんらんの時間がとれることも少なく、日色ともゑさんは女優業に、中園正樹さんは建築家としての仕事に邁進し続けてきたため、お互いに仕事が忙しかったことが子供がいない原因なのではないかと考えられます。
日色ともゑの夫中園正樹は有名建築家
中園正樹さんは建築家で、株式会社松田平田設計の代表取締役社長を務めていました。
建築家としての主な受賞歴は、
1999年:日本建築学会賞(業績賞)
2000年:建築業協会賞(BCS賞)
で、日本建築学会賞(業績賞)は茨城県庁、建築業協会賞(BCS賞)は横浜国際競技場を設計したことで受賞しました。
建築家としてのスキルは折り紙付きですが、それ以外にもデザインコンペティションの審査委員長や賞の選考委員など、建築界で幅広く活動した人物です。
日色ともゑの夫中園正樹の馴れ初めは女優になる前だった
出典:tcu.ac.jp
日色ともゑさんが中園正樹さんと出会ったのは、日色ともゑさんが18歳のときでした。
日色ともゑさん(1941年6月4日生まれ)は中園正樹さん(1942年1月6日生まれ)よりも1歳年上ですので、出会った当時の中園正樹さんは17歳でした。
1960年に東横学園高等学校(現在の東京都市大学等々力高等学校)を卒業し、劇団民藝俳優教室に入所してすぐに、中園正樹さんと出会いました。
中園正樹さんは兵庫県出身で、1961年に武蔵工業大学工学部建築学科に入学していますので、中園正樹さんが大学入学のために上京して間もなく、日色ともゑさんと出会ったことになります。
住んでいた場所も通っていた高校も違いますので、2人の出会いは今で言う合コンか、知人からの紹介だと思われます。
日色ともゑの夫中園正樹が逝去
中園正樹さんは、2018年12月25日にがんのため76歳で逝去されました。
日色ともゑさんのビジョンは、80歳で女優業を引退して、その後は夫婦2人で旅行に出かけたりお互いの趣味に時間を費やしたりして、夫孝行をしたいと考えていたのですが、それが叶わなかったことがとても残念だと語っていました。
中園正樹さんはがんの闘病中も一切辛そうな様子は見せずに、気丈に日色ともゑさんの芸能活動をサポートしてくれていて、日色ともゑさんへの直筆の感謝状をプレゼントしてくれたりもしたそうです。
日色ともゑさんと中園正樹さんが常に心掛けていたのは、日常への感謝の気持ちで、普段の何気ないことに対してもお互いに感謝の気持ちを忘れなかったことが夫婦円満の秘訣だったようです。
日色ともゑは現在女優業を引退している
出典:mainichi.jp
日色ともゑさんの最新の出演作品を確認してみると、
映画:『郡上一揆』(2000年に上映)
ドラマ:『すぐ死ぬんだから』(2020年にNHKBSプレミアムで放送)
バラエティ:『武田鉄矢の昭和は輝いていた』(2020年にBSテレ東で放送)
となっていて、2021年以降は表立った活動は一切していないようです。
日色ともゑさんの当初のビジョンは、80歳で女優業を引退することでしたので、ちょうど80歳を迎えた2021年に女優業を引退した可能性が高いです。
今後日色ともゑさんの姿を見る機会がなくなると考えるととても寂しいですが、いつまでもお元気でお過ごしいただきたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。