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今回は、元俳優の遠藤要さんについてご紹介します。
強面で悪役の演技で見る者を魅了していた遠藤要さんは現在、格闘家兼飲食店経営者に転身していることが判明しました。芸能界を引退した理由がヤバすぎたのでこちらも合わせて詳しくお伝えします。
遠藤要は現在格闘家兼飲食店経営者
かつては俳優として、数々のドラマや映画に出演していた遠藤要さんですが、現在は俳優業を引退し格闘家として活動しています。
遠藤要さんが格闘家としてデビューしたのは2023年１月７日のことでした。大阪府堺市にある堺市産業振興センターで行われた格闘技大会「競拳22」に出場し、華々しく格闘家デビューしたのです。
対戦相手は22歳のYouTuberで、試合結果は３ラウンド３分でKO負けでした。結果はKO負けではありましたが、主催者側によると次回の大会も遠藤要さんにオファーする予定だということで、今後も格闘家としてトレーニングを積んでいくものと思われます。
遠藤要さんが格闘家として活動することになったのは、2022年６月に格闘技デビューしていた高岡蒼佑さんから誘われたことでした。遠藤要さんと高岡蒼佑さんは2007年に公開された映画『クローズＺＥＲＯ』で共演したことがきっかけで仲が良くなり、それ以降は公私ともに親交を深めてきました。
また、遠藤要さんは東京中目黒で地鶏専門店「鶏ノ屋」というお店を経営しています。コロナ禍は経営が苦しく、テイクアウト専門で経営していた時期もありましたが、今は通常営業に戻っていて、産地直送の地鶏や軍鶏を扱っていて、料理の味がかなりおいしいと評判のお店となっています。詳しい住所は、 東京都目黒区44目黒区上目黒２-44-24 COMS中目黒13Fです。
格闘家と飲食店の経営者という２足の草鞋で、周囲からバカにされても自分が信じた道を地道に歩もうと決心し、１日１日を大切に過ごしているようです。
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遠藤要の芸能界の引退理由がヤバすぎた
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遠藤要さんが俳優として注目されるようになったのが、2007年に公開された映画『クローズZERO』でした。
何と800人以上ものオーディションを勝ち抜き、キャスト入りを果たした遠藤要さんは、映画の中でストーリーを左右する重要な役である戸梶勇次約を演じ、観客を魅了しました。
遠藤要さんにとって初の映画出演が『クローズZERO』で、その後も大ヒットドラマとなった『ROOKIES』や『プラチナデータ』に出演するなど、映画や舞台でも大活躍のバイプレイヤーとなっていきました。
2014年には一般女性と結婚し、仕事もプライベートも順調な遠藤さんでしたが、2017年２月に俳優人生に暗雲が垂れ込む事態が発生します。違法営業の遊技場で違法賭博を行っていたと写真週刊誌に報じられてしまったのです。
本人は違法賭博であるとの認識は一切なかったそうなのですが、所属事務所であるエイベックス・マネジメントから謹慎処分を受けてしまいます。
遠藤要さんが違法賭博をしていたときに一緒にいたのが清水アキラさんの息子である清水良太郎さんでした。清水良太郎さんは、2017年10月に覚せい剤取締法違反で逮捕されるなど、闇の多い人物ですので、そんな人物と一緒にいて遠藤要さんは大丈夫なのかという心配の声が多数上がっていました。
また違法賭博事件が発覚した際に、地方のロケ先でナンパをしている姿が報じられるなどしたため、ファンを落胆させました。
その後、エイベックス・マネジメントの後ろ盾と尽力の結果、2017年に仕事に復帰し、復帰会見ではこれまでの不祥事を謝罪し涙を流して反省していましたが、2018年３月にエイベックス・マネジメントから契約解除の通告を受けました。
事務所からの契約解除で腸が煮えくり返っていたのでしょうか、契約解除宣告を受けた翌月の2018年４月に暴力事件を起こしてしまいました。
六本木にある飲食店に15人以上の団体を引き連れて店を訪れていた遠藤要さんは、シャンパンを10本注文し飲食をしたにもかかわらず、お会計をする際に代金が高すぎると難癖を付け、会計を担当したアルバイト男性を４、５発殴ってしまいました。
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殴られたアルバイト男性は俳優の谷川功さんで、警察に被害届を提出したことで事件が発覚しました。
最終的には不起訴処分となった遠藤要さんではありましたが、世間のイメージは悪化し、事務所の後ろ盾のない俳優にドラマや映画のオファーがあるはずもなく、事実上の俳優業引退状態となってしまいました。
遠藤要は現在結婚していない！離婚歴あり
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遠藤要さんには既婚歴と離婚歴があります。結婚したのは2014年で、お相手は一般女性でした。結婚した翌年には第一子となる長男が誕生しました。
しかし、違法賭博事件、傷害事件に浮気と、度重なる出来事が積み重なり、奥さんの心の中に遠藤要さんに対する不信感が募っていったのでしょう、2019年に奥さんと離婚しました。
事が事なだけに、円満離婚や協議離婚ではなく、奥さんからの一方的な離婚だったようですので、養育費や離婚後の取り決め（長男と遠藤要さんがどの程度会うことができるのかなど）は充分に話し合われないままの離婚でした。
身から出た錆と言えばその通りなのですが、遠藤要さんは相当な喪失感と疎外感を感じたのではないでしょうか。
遠藤要の生い立ちが壮絶過ぎる
遠藤要さんは千葉県出身で、14歳の時に両親が離婚し、それ以降は母子家庭で育ちました。
女手一つで育てられたのですが、中学生の頃はかなり荒れていて、卒業式に出席させてもらえないほどだったそうです。義務教育を終えた後は高校には進学せず、建築関係の仕事に就きました。
女手一つで育ててくれた母親に経済的にも精神的にも恩返しをしようと思っていた矢先に、母親が急死してしまいます。当時の遠藤要さんの年齢は18歳でした。社会人になっていたとは言え、当時の民法上は未成年だったため、何かと制約が多く、何かと不自由な日々を送っていました。
そしてそんな大変な時期を乗り越えることができ、仕事も順調に動き出したある時、介護士をしている友人の母親に頼まれて、老人ホームで劇を披露することがありました。
遠藤要さんが脚本を書いた『人間は馬鹿だから』という、母親に何も親孝行することができないまま死なせてしまった後悔をテーマにした作品でした。素人ながらに一生懸命作った短編の芝居でしたが、演じ終わった後、老人ホーム入居者の方々はもちろんのこと、施設スタッフの方々にも大変喜ばれるという、その後の遠藤要さんの人生を決めるような体験をすることができました。
その時に遠藤要さんは、役者というのはすごい力を持っていることに感動し、俳優の道を志すことを決意し、19歳の時に上京しました。全財産である８万円をポケットに忍ばせ、芸能事務所という事務所に片っ端から履歴書を出し続けた結果、幸運にも採用してくれる事務所が見つかりました。
しかし、芸能事務所に入ったからといってすぐに仕事がもらえるわけではなく、所持金８万円では住むところもなかったため、渋谷の駅前で野宿生活をしていました。ホームレスのおじさんからダンボールで寝床を作る術を教えてもらい、真冬の２月でも何とか寒さを凌ぐことができました。お風呂は近くの公園の水道でした。
その後事務所の先輩の家に居候させてくれたため、野宿生活はそれほど長く続くことはありませんでしたが、役者になりたての頃は本業よりもアルバイトに明け暮れる日々でした。寝る暇を惜しんで夜９時から朝５時までカラオケ店で働き、朝６時からはエキストラの現場に行き、そしてまた夜からはアルバイトという生活でした。
怖いものは何もなく、たとえ仕事がなくなったとしても飢え死にすることはないだろうとの思いから、一心に役者としての成功を目指し、一度は成功を勝ち取った遠藤要さん。
過去の罪を背負いつつも、また新たなる境地で頑張っていただきたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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